Zeppelin Airに恋して。

この気持ちを正確に表現するのは難しいですね。これは、恋なのかなぁ…？

つい、そんな春らしい表現を使いたくなってしまったのが、こちら。Bowers & Wilkins社のZeppelin Airです。

実は、我が家ではBose社のiPodドック搭載スピーカーSounddockを初期の頃から使っていました。しかしながら、次第に電源周りの接触が悪くなり、先日、音が出なくなってしまいました。これは、買い替えなければね、という話を妻としていたのですが、ここで僕がこだわったのは「AirPlay対応のオーディオ機器」です。念のために、AirPlayとは…、

アップル – iTunes – AirPlay

家中に音楽をワイヤレスでストリーミング。それが、AirPlay。Bowers & WilkinsやDenonといったメーカーによるAirPlayワイヤレステクノロジーを内蔵したスピーカードック、AVレシーバー、ステレオシステムを使えば、どんな曲もプレイリストも、iTunesライブラリのすべてをワイヤレスで楽しめます。

という優れものです。更に…、

アップル – iOs 4.2 ソフトウェアアップデート

AirPlayを使えば、iPhone、iPad、iPodにあるデジタルメディアを、Apple TVとAirPlay対応のスピーカーにワイヤレスでストリーミングできます。モバイルデバイスにある映画や音楽を、リビングのワイドスクリーンテレビや、あなたの家でいちばん音がいいスピーカーで楽しんでみませんか。

と、iPhoneやiPadから直接スピーカーにストリーミングさせることが出来るのです。ちなみに、iPadからApple TVにAirPlayさせている記事はこちら。

• iOS4.2とApple TVが変えるリビングライフ November 23, 2010
  

現状では、DENONとmarantzのネットワークCDレシーバーのみがAirPlay対応機となっていますが、これらはシステムコンポーネントですので、僕には敷居が高いというのが正直なところです。そこに出てきたのが、このZeppelin Airです！（ようやく、話が元に戻ってきた！！）

このZeppelin Airですが、現行機種のZeppelinは何度もアップルストアで見たことがありました。第一印象は、一言で表せば「威容」です。かの飛行船ツェッペリンの印象も、きっとそうだったのでしょう。この風貌が似合う家は、なかなかありません。

もともとのコンセプトは、正にこの画像のように、真っ黒なスピーカーの前にあたかも崇め立てられるように置かれるiPod/iPhoneの絵だと思うのです。

しかしながらAirPlayに対応することによって、この主張するiPod/iPhoneの姿はZeppelinから無くなります。しかしながら、たとえばベッドに寝ころびながら、手もとのiPadで曲を選んで掛ける、なんてことが出来るようになる訳です。これは、これはとんでもないことだと思います。

この、玉座に主がいないかのように見える状態でも、しっかりと音が鳴る仕組みを持つZeppelin Air。これには、心が動いてしまいますね。

登場は3月頃で、値段は600ドル前後（日本では85,000円前後の予定って、ちょっと高いっ！）とのこと。店頭で見かけて、財布がパカッと開かないように、今から気持ちをしっかりしておきたいと思いました…。

• iPod専用スピーカーシステムZeppelin Air – Bowers & Wilkins | B&W