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義父に捧げるiPad(メール送信編・加藤ちゃん登場編)。 February 15, 2011

Posted by marr0528 in ipad.
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これは、「iPadが欲しい!」と言った妻のお父様(74歳)がiPadを手にし、使いこなせるようになるまでの、先の長い不定期連載です。この一連の記事が、「年配の方々にiPadを持ってもらいたい」と願う皆さんの助けになれば幸いです。

前回までの記事はこちら。

さて、実は義父にiPadが渡ってから2週間以上立っているので、記憶が薄れてきています…が、今回はメール送信編と加藤ちゃん登場編です。(加藤ちゃんって誰、と言う方は初対面編を復習してください。)

さて、「加藤ちゃん」のメールアドレスを「連絡先」に登録した義父。これから、メールを実際に送ってみます。

  • まずは「メール」アプリを立ち上げます。これはタップするだけですので問題なし。立ち上げると、先ほどの画面(メールの新規作成画面)が残っています。
  • 「では、まず宛先を入れましょう。」ということで、右上の青い十字ボタンを押して、「加藤」を選びます。これで、「加藤ちゃん」にメールが送れる訳ですね。
  • 次に「件名」を入れます。お義父さんの「件名?!」というリアクションは半ば無視して(目をつぶって)「ここはメールの題名を入れるんだよ」と教えて差し上げます。ここまでは比較的スムーズ。
  • そして、肝心要の本文を入れるところで、お義父さんがちょっと困った様子を見せます。はい、本文をどこにいれたらいいのかが、実はよく分からないのです。
  • 上の画像は僕のメールの画面ですが、よく見てください。「宛先」から「件名」までは灰色の文字で「その欄が何を入力する部分なのか」分かるようになっていますが、本文の欄だけは異なります。推測しない限り、どこに本文を書き込むのか分かりません。(ちなみにCc/Bccの説明は割愛しました。)
  • もっと分からないのが、どこを押すと、本文を書き始められるか、です。最初から署名欄に書かれている「iPadから送信」もちょっと意味不明。僕と妻は「ここを押してから、書きはじめるんだよ」と懸命にサポートします。

と、iPadの操作は、こんな具合で思わぬところで躓きます。これは、先が思いやられてしまいますね。

  • メールの本文は、日本語とメールアドレスの組み合わせで、どうにか入力し終わりました。
  • 最後に「送信」です。右上の青い「送信」ボタンを押します。「はい、送信!」

ということで、これでメールについては終わったかと思ったのですが、まだ続きます。

  • お義父さんが、「メールはちゃんと送られたの?」としきりに聞いてきます。「メール送信完了」みたいな画面が出ると、安心なのでしょうか(不明)。ここでは、「ビュイーン!」って音がすると送信完了です、と説明しました。
  • 次に義父は、「加藤ちゃんにメールは届いたかな?加藤ちゃんに電話してみよう!」と言うことになりました。ええっ?気持ちは分かりますが、メールで返事を待てばよいのではないでしょうか…。せっかちだなぁ…。
  • と言う僕の気持ちは(当たり前ですが)察して頂くことが出来ず、早速電話は始まります。「加藤ちゃん、おれおれ。メール送ったよ。届いたかな?」「どれどれ、え?届いてないよ〜。」ここで、義父が僕に電話機を渡します。ええっ?!
  • 「もしもし、はじめまして。(義父)さんのお嬢さんの夫です。メール、先ほど一緒に作成して送信したのですが、届いていないでしょうか?」「届いていないよ。おかしいねぇ。メールアドレス、もう一回言うから確認してね…。」

はい、実はメールアドレスが違っていました。前回の記事中で「○○○○○○@YPP.NE.JP」と書かれていたメールアドレス、実は「○○○○○○@ybb.ne.jp」の間違いでした。そりゃ、冷静に考えればそうですよね。PとBを間違える義父さん(もしくは加藤ちゃん)の気持ちは分かります(笑)。

  • 「加藤さん、では、これからもう一度メールを送ります。」「ちゃんと、(義父)さんのメールアドレスも書いて送ってね。」「はい、分かりました!」(分かりましたと言いつつ、「メールアドレスは、本文に書かなくても、分かるでしょうに…」と心の中で呟かせていただきました。)
  • 「それから、スカイプをやりたいんだけど、(義父)さんのパソコンには最初から入ってるよね?最近のパソコンには全部入ってるよね?」(ええっ?!そんなのiPadには最初から入ってないんだよ!)「分かりました、スカイプを入れて、スカイプから連絡します。」

と、大人の対応をして電話を切ります。そして、加藤ちゃんの連絡先を訂正し、メールを打ち直します。ふーっ。

そして、メールの次は、いよいよスカイプ。一難去ってまた一難とはこのことです。これは、かなり厳しい戦いになりそうですね!次回、「スカイプ編・前編」をお楽しみに。

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