「PalmのCEOから従業員への手紙」を読んで。 May 7, 2010
Posted by marr0528 in palm.Tags: apple, hp, palm
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これも少し前の記事ですが、WSJに「Letter from Palm CEO to employees(PalmのCEOから従業員への手紙)」が掲載されていました。筆者は、Yukari Iwatani Kaneさん。どこかで聞いたお名前だな、と思ったら、iPad登場前夜のこの時でした。なるほど、この分野は彼女が担当なのですね。
僕にとってPalmは常に憧れの存在でした。僕にとって最初で最後のPalmは、Garnet OS末期のPalm TXでしたが、海外の空港の売店でTreoを手に取ってため息をついてみたり、PalmのWebOSに思いを馳せてみたりと、AppleやNokiaに次いで思い出の多いブランドです。それが先日、HPに12億で買収されたというニュースには驚きを隠せませんでした。
HPというメーカーに対しては、個人的には好印象をいだいています。我が家のプリンターもHPを使っています。ハードウェアのデザインに優れた感覚のものが多いように思っているからかもしれません。ですから、今回のHPの買収劇は、驚きはしても哀しくはなりませんでした。
そんな中で、インターネット上で二つの記事に出会いましたのでご紹介しておきます。一つが、冒頭で紹介したWSJ「Letter from Palm CEO to employees(PalmのCEOから従業員への手紙)」です。ファンとして、勇気づけられた一節だけ引用させていただきます。
Letter from Palm CEO to employees
HP is a world-class company which brings the extensive resources necessary to scale the Palm webOS platform. Together, Palm and HP share a history of innovation and technology leadership, and I look forward to working with them to accelerate the development and adoption of Palm webOS.
この段落でJon Rubinstein CEOは「HPはPalm webOSのプラットホームを拡大するのに必要な広範囲なリソースを持っているワールドクラスの会社であり、PalmとHPが、革新の歴史と技術の牽引を供にし、Palm webOSの採用とその開発の促進のために一緒に働けることを、私は楽しみにしています。」と言っています。
そう、Palmは決して消え去ってしまうのではなく、より広大なマーケットに向けてHPの中でどんどん革新を続けていくことになるのでしょう。うん、勇気づけられましたし、ちょっと安心しました。
では、何故いまHPがPalmを買収したのか、それはmaclalala2さんのこちらの記事を読んでみてください。AppleやAdobeの話に終始せず、コンピュータ業界の未来を示唆しているように見えて、僕はぞくっときました。
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