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iPadでの読書、新時代へ。 December 3, 2010

Posted by marr0528 in book, ipad, iphone, kindle.
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かつて、iPhoneの書籍アプリでページをペロリとめくるインターフェイスがもてはやされ、アップル自らがiBookにそれを搭載したことによって「これが標準」となった、という時間の流れがありました。この写真のように、ビジュアル的にこの動きはインパクトが大きいのですね。

しかしながら、紙とディスプレイは当然別もの。読書という行為に対して、これが正しいインターフェイスなのかは疑問だった訳です。

例えば、ひたすら読書のためだけの存在であるKindleには、そんな余計なインターフェイスはありません。前送り、後ろ送りのボタンがあるだけです。ええ。読書をするための一切の無駄な動きは必要なく、片手でKindleを持ち、親指には送りボタンを置き、文字を目で追いながら無意識にボタンを押していくだけ。なんて硬派なんでしょう。

さて、そうした流れの中で、青空文庫を読むための「豊平文庫」という僕も大好きなiPhoneアプリの作者として有名な快技庵さんが、とても素敵なiPadアプリを作ってくださいました。それが「よみづくえ」です。

早速見てみましょう。iPadの上に原稿用紙がありますね。

近づいて見てみましょう。おお、夏目漱石の「吾輩は猫である」です!まるで、漱石が書いた原稿を手に取っているような錯覚に陥ります。ちょっと、これは感動的ですね。

さて、この記事で話題にしてきたページ送りは、というと、紙の上(どこでも)に指を置いてはじき飛ばすように右に向けてフリックするだけ。紙は瞬時に右側方向に飛んでいきます。なんてシンプルなのでしょう!!(ページを戻す場合は左方向にフリック。)

ちなみに、豊平文庫がそうであったように、用紙もフォントも文字サイズも文字間隔も、読者が自由に変えることが出来ます。こちらがデフォルト。これはこれで、シンプルでいいですね。

ということで、文章の読み方は、楽しみ方はどんどん変わっていきます。iPad上での最も優雅でシンプルな例がこの「よみづくえ」。そして、それとは対局にiPadの性質を存分に活かして未来に近づこうとしてる動きもあります。それが、英国Virgin社の出すiPadのための雑誌「PROJECT」です。

これは、以前紹介したWired Magazineと同じように、ページ内に動画や音声を組み込んだりしているのですが、コンテンツが更に一歩進んでいて、iPadのためだけに創刊された形になります。雰囲気はこちらのリンク先の動画からどうぞ。

このように、少しずつですがiPad上での読書体験は新しい時代に入りつつあります。iPadが発表されてもうすぐ11ヶ月経ちますが、これだけの変化があったのです。次の1年が楽しみですね。


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