隣国でのTwitter事情、そして海外でのKindleの威力！

先日、海外に出張しましたが、困ったことが2点ありました。ひとつは海外旅行/出張時の常で、iPhoneでのインターネット通信が出来ない（実際には出来るが高額になる）こと、そして僕の訪問した国ではTwitterにアクセス出来ないこと。前者は僕の甲斐性の問題（？）なので、今日は後者についての記事です。

念のため（？）、具体的な国名を出すのはできる限り控えますが、そこでインターネットのアクセスに規制があることは公然の事実で、すでに生活の一部になっている僕にとってはTwitterが出来ないということについては、大変残念な思いをしました。（そういう意味では飛行機の中でも「機内サービスなう」とか呟きたかった…。）

しかしながら、どんな鉄壁にも抜け道は必ずあるようで、事前にTwitterでこんな情報を頂いていました。

ちなみに、このyuko in japanさんは大のバレエ好き。僕も感動させられたバレエのダニール・シムキンを追っかけて海外まで行ったという強者さん（？）です。

さて、ということで、実際に現地でそこからアクセスした様子は以下の通り。いやいや、どうにかこうにか最低限のサービスは享受出来ている、という印象です。

Twitterは、公式サイトのシンプルさ然り、多くのウェブクライアントやアプリによって、利用環境がとても充実しているということが魅力の一つであるに、そういったものが利用出来なくなって初めて気付かされました。

さて、そんなこんなで、今回は呟くこと自体に苦労を強いられた出張でしたが、まさに帰国時の空港で大変な事実を発見してしまったのです。それは、KindleからTwitterにアクセスできてしまったということ。

バタバタしていたので、iPhoneで簡単に撮影した写真は以下の通り。KindleのBasic Web(Advanced Mode)から接続先は、m.twitter.comでした。（それにしても、もうちょっとはまともに撮れていたと思うのですが、この国で電子機器の写真を撮ると何でもこう、詳細がわからないような感じになるんでしょうか、不思議です（笑）。）

何はともあれ、もともとアクセス自体がブロックされているはずのTwitterにアクセス出来てしまう、Kindleの威力はすごいです。ただ、僕は空港からしかアクセスしていませんので、これが端末によるものなのか、通信網によるものなのか、それとも、あり得ないと思いますが空港という性格上のものなのか、わからないのです。どなたか、是非お試しのうえ、ご報告いただけますと幸いです。

それよりも重要なことは、Kindleからウェブを利用するときの料金体系についてです。ご存知の通り、KindleはKindle Storeで書籍を買う料金に、通信料金を含めてしまっています。もちろん米国外ではローミング料金が定額で追加課金されますが、そういう意味では、アメリカ以外の場所であれば、日本でも他の国でも変わりはないわけです。これまで、海外で通信を行うことは高くつく、という固定概念がありましたが、このアメリカナイズされた世の中＝グローバリゼーションの世の中に、そろそろきちんと慣れなければなりませんね…。

そして、さらに面白いのはKindleからウェブを見ることについてはお金がかからないこと。これは日本でも同じ。そして、少なくともこの国でも同じだったわけです。ちなみに、通信出来るエリアはこう。

Basic Webを利用出来るかについては、端末自体を購入出来ない、ということで明示されていません。

これまで海外でインターネット通信を携帯端末で行おうものなら、高額の請求は覚悟の上でやらなければならないという時代が続きました。しかしながら、時は流れ、Kindleの登場によって、僕たちは書籍をどこでも通信料を気にすることなく購入させてくれるというだけでなく、ウェブサーフィンもTwitterも気軽に、そして金額を気にせずに楽しむことが出来るようになったのです。さすがAmazon、Global Wirelessの名前は伊達ではないですね。Viva Kindle!!

追記：くだらないことですが、テキストで国名を残さないようにするのは、苦労しました…。

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