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Blu-ray Discで楽しむ椿姫(La Dame aux camélias) August 15, 2009

Posted by marr0528 in Uncategorized.
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42インチVieraが家に来てからというもの、芸術を家で楽しむことに喜びを覚えるようになったMarrさんです。こんばんは。

妻曰く「(他は殆ど持っているけど)このDVDは持ってなかった」という、パリオペラ座のバレエ「椿姫」のBlu-ray DiscをAmazonで購入しました。今日は、ほろ酔いで帰宅後に妻と一緒に観賞。

Picture 1

それにしても、古典バレエの演目にほぼ共通するストーリーがどれも「ダメな男(でも格好良いい/心が繊細)に、美しい女性が心引かれるけれども、彼のために最後は彼女は身を滅ぼしてしまい、男はそれに悔いて悲嘆する」というようなものが多い。「なんだそりゃ。しっかりしろ、男!女性の気持ちも推し量れ。」と、バレエそのものよりも、ストーリーに対して突っ込みたくなるのです。そう、一度ジゼルのときにこのブログでもしっかり突っ込みました。今日は、もう眠いのでこのくらいにしておいてやりますが、そんな、最終的には男がダメな、ノイマイヤー版の椿姫のストーリーはWikipediaによると次の通り。

プロローグ

亡くなった高級娼婦・マルグリットの邸宅で、彼女の遺品の競売が行われている。生前のマルグリットと関わりのあった人々が訪れる中、マルグリットの恋人であった青年・アルマンが駆け込んでくる。彼女の死を現実として突きつけられ、倒れこむアルマン。彼を助け起こした父のデュヴァル氏も、自分の家族と彼女のため良かれと思ってした事が招いた悲劇に苦しんでいる。アルマンは、見覚えのある彼女の数々の遺品を前に、マルグリットとの日々を回想する。

第一幕

(ピアノ協奏曲第2番) アルマンが初めてマルグリットに出会った劇場。艶やかに微笑みアルマンをからかう美しい彼女がどういう種類の女か知りながら、彼はマルグリットにどうしようもなく惹かれていく。舞台では『マノン・レスコー』が演じられるが、マルグリットとマノン、アルマンとデ・グリュが鏡像のように向かい合い、彼らの運命を暗示する。(第1楽章) 具合が悪くなり居室に下がったマルグリットを見舞うアルマン。彼の情熱的なアプローチにマルグリットも次第に心を動かされ、彼に椿の花を手渡す。(第2楽章、パ・ド・ドゥ) しかし、マルグリットはアルマンの想いを受け入れた後も、彼の気持ちにお構いなく相変わらず放埓な生活を続けていた。(第3楽章)

第二幕

夏、マルグリットはアルマンや友人達と田舎の家で遊び暮らしていた(ショパンのピアノ・ソロの小曲に合わせ軽妙な踊りが披露される)。その様を見たパトロンの公爵は激怒するが、マルグリットはアルマンを本気の恋人だと公言し、公爵との関係を断つ。マルグリットはもはや娼婦ではなく、ただの恋する乙女としてアルマンとの真実の愛に生きようとする(ピアノソナタ第3番第3楽章、パ・ド・ドゥ)。だが、二人の関係を知ったアルマンの父・デュヴァル氏がマルグリットを訪ね、息子と別れて欲しいと懇願する。内心ではデュヴァル氏と同じ事を考えていたマルグリットの脳裏に「マノン」の姿がよぎる。苦悩の末「自分は『マノン』にはなるまい」と、マルグリットはアルマンとの別離に同意する(前奏曲第15番)。アルマンの留守に手紙だけを残して姿を消したマルグリットを追って彼はパリに駆け戻るが、そこで見たものは自室に男を招き入れるマルグリットの姿であった。何も知らないアルマンはマルグリットに裏切られたのだと思い込み絶望に打ちひしがれる。

第三幕

冬、パリのシャンゼリゼでマルグリットとアルマンは再会する。マルグリットは病が悪化しやつれきっていたが、傍目には新しい愛人と以前通り華やかな生活を送っているように見えた。アルマンはマルグリットへの当てつけに、愛してもいないオランプと付き合い、ことさらに親しく振舞って見せるが虚しさだけが募っていく。一方で毅然と振舞い続けていたマルグリットも耐え切れなくなり、病躯をおして一夜だけアルマンの元を訪れる。最初は彼女を拒絶しながらも、もう一度やり直せるのではないかと思うアルマンと、彼に別離の事情を告げることはできず、また自分に残された時間はわずかだと覚悟もしているマルグリットの気持ちはズレたまま、それでも抑え難い情熱に突き動かされ二人は狂気のような最後の愛を交わす(バラード第1番、通称「黒のパ・ド・ドゥ」。なお、これに相当する場面はオペラでは描かれない)。しかしそれも一夜限りの事だと思ったアルマンは、舞踏会でマルグリットを散々苛めた挙句、「一夜の代金」の入った封筒を突きつける(=マルグリットを「恋人」ではなく「娼婦」として扱ったという意味)。最後のショックについにマルグリットは倒れ、アルマンは傷心旅行に出てしまう。

マルグリットはアルマンと別れた真の理由と彼への愛を日記に書き残していた。『マノン・レスコー』ではマノンは愛するデ・グリュの腕の中で息絶えるが、マルグリットは再びアルマンに逢うことなく孤独な死を迎えたのだった。

アニエス・ルテステュ演じるマルグリットの感情表現は、恋をしているときは初々しく、絶望を抱えているときには切なく悲しく、とても素敵なダンサーだと思いました。流麗なフレデリック・ショパンのピアノ曲にのせて描かれる全体の情景、心理的な動きの度に現れるマノンとの対比、なんとも美しい芸術に触れた感があります。

三幕分を2枚に分けて収録したブルーレイディスクの映像も音声も、非常に満足。作品の美しさを引き立たせています。この間は、劇場で観る芸術は、自宅で観るのに勝る、という内容を来ましたが、やはりそれぞれの良さがあることは実感。ディスク用に編集された映像ですから、舞台の端々で描かれるドラマをすべて拾えているわけではなく、そこには編集者の意図が入ってしまうのは、舞台を観る醍醐味を損なってしまいますが、42インチのプラズマ画面に大きく映し出されるダンサーの顔は、オペラグラスを通しただけでは、まず味わえません。しかも、画質の良いブルーレイですから、細部までしっかり見えます。これはすごい。なにせ、ダンサーは動きも美しいですが、多くの方は容姿も端麗ですから、もう見とれてしまいます。

と、とりあえず感想まで。


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