jump to navigation

World Ballet Festivalで知る芸術の楽しみ方 August 12, 2009

Posted by marr0528 in Uncategorized.
Tags: , , ,
trackback
World Ballet Festivalで知る芸術の楽しみ方
昨日までは満足できていたものが、今日になると満足できなくなる、そんな瞬間はいままでも何度かありましたが、今回はそんな話です。
8月10日は、バレエ三昧の妻にご招待していただいて、行って参りました上野の東京文化会館、第12回世界バレエフェスティバル(Bプロ)!!
これまで、ウィーンで「ジゼル」を、ロンドンで「白鳥の湖」を、その後、東京でマラーホフが東京バレエ団で客演した「ジゼル」、吉田都がKバレエで踊った「海賊」、そしてオレ様ナニ様熊川哲也様がKバレエで踊った「ジゼル」と、全幕ものを何度か観賞し、最近はスカパーのクラシカジャパンと妻のDVDコレクションで、かなり僕自身もバレエ三昧になってきていましたが、劇場でのガラ形式はこれが初めて。こっそり楽しみにしていました。
三年に一度開催されるこのガラの面白いところは、なにはともあれ出演者が超一流なこと。みんな、いつも全幕ものでは自重しながら踊っていても、こういう機会では出番が一瞬ですから全力で踊るんですね。いやー、すごいすごい。
コンテンポラリーものは基本的にまだ理解出来ないので、ちょっと眠くなってしまったものもありますが、古典ものは知ってるのが多かったので、楽しく観ることが出来ました。以下、当日のプログラム。
第1部
序曲「戴冠式行進曲」 (ジャコモ・マイヤベーア作曲)
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
マリアネラ・ヌニェス ティアゴ・ソアレス
「コッペリア」
ヤーナ・サレンコ ズデネク・コンヴァリーナ
「アレクサンダー大王」
ポリーナ・セミオノワ フリーデマン・フォーゲル
「海賊」より寝室のパ・ド・ドゥ
シオマラ・レイエス ホセ・カレーニョ
「白鳥の湖」より黒鳥のパ・ド・ドゥ
上野水香 デヴィッド・マッカテリ
「パリの炎」
マリア・コチェトコワ ダニール・シムキン
第2部
「ナイト・アンド・エコー」
エレーヌ・ブシェ ティアゴ・ボァディン
「スリンガーランド・パ・ド・ドゥ」
アニエス・ルテステュ ジョゼ・マルティネス
「白鳥の湖」第3幕より
ルシンダ・ダン レイチェル・ローリンズ ロバート・カラン
「マノン」より第1幕のパ・ド・ドゥ
アリーナ・コジョカル ヨハン・コボー
「アパルトマン」よりドア・パ・ド・ドゥ
シルヴィ・ギエム ニコラ・ル・リッシュ
「ベラ・フィギュラ」
オレリー・デュポン マニュエル・ルグリ
第3部
「海賊」
ナターリヤ・オシポワ レオニード・サラファーノフ
「ル・パルク」
ディアナ・ヴィシニョーワ ウラジーミル・マラーホフ
「ブレルとバルバラ」
エリザベット・ロス ジル・ロマン
「エスメラルダ」
タマラ・ロホ フェデリコ・ボネッリ
「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ
マリア・アイシュヴァルト フィリップ・バランキエヴィッチ
「ドン・キホーテ」
スヴェトラーナ・ザハロワ アンドレイ・ウヴァーロフ
特に良かったのは三点。まずは、以前も観たことのあった貴公子ウラジーミル・マラーホフ様とディアナ・ヴィシニョーワの「ル・パルク」。モーツァルトのピアノ協奏曲(だと思う)は僕の大好きな曲でしたが、切ないピアノの調べに乗って、美しい二人が蒼い世界の中で何とも官能的に踊る、これはもう、何とも高尚な芸術に触れることが出来た、という満足感でいっぱいでした。こんな美しい舞台みたことなかった、ですよ。
もう一つは、マリア・コチェトコワとダニール・シムキンの「パリの炎」。実は、ちょっと眠たくなっていたところだったのですが、このシムキンくんのしなやかな体つきと柔らかな技さばきっぷりに、なんとも目が覚めてしまいました。劇場全体も甘い歓声の嵐。なんだか、この人だけ動きがちがうんです。この人、たぶん他の星の人なんじゃないか、ってくらいすごい。(ちょっと調べたらこの人、Twitterもしてるじゃないですか。さっそく、Followしておきました。)
それから、いつもながら生のオーケストラの演奏はやっぱりいい、と思いました。今回のコンテンポラリーものでは、録音してある音源を流す場面も多かったので、どうしても生演奏との比較をしてしまいます。管弦楽器の音が素敵で、劇場で聴く良さを改めて実感しました。
ということで、様々なダンサーや演目に触れることの出来るガラは、これまでの知ることのなかったバレエの新たな魅力を教えてくれた気がします。なによりテレビではなく生で観ることの良さも再認識しました。オペラグラスを通して観ることの出来る姿は、やはりテレビの画面で見る世界とは違います。
最近はどうしても、3.5インチのiPhoneと13インチのMacBook Airの世界に入り込んでしまっていましたが、劇場の空気感はいいなぁ、と思いました。と、芸術の楽しみ方を学んだ世界バレエフェスティバルでした。
実は、この「芸術の楽しみ方」には続きがあります。次回は自宅編、お楽しみに。

昨日までは満足できていたものが、今日になると満足できなくなる、そんな瞬間はいままでも何度かありましたが、今回はそんな話です。

8月10日は、バレエ三昧の妻にご招待いただきまして、行って参りました上野の東京文化会館、第12回世界バレエフェスティバル(Bプロ)!!

見てください、この燦然と輝くスターたち。これは、否が応でも期待感が高まります!

IMG_0130

まず、僕のバレエ遍歴を少し。これまで、ウィーンで「ジゼル」を、ロンドンで「白鳥の湖」を、その後、東京でマラーホフが東京バレエ団で客演した「ジゼル」吉田都がKバレエで踊った「海賊」、そして(オレ様ナニ様)熊川哲也様がKバレエで踊った「ジゼル」と、全幕ものを何度か観賞し、最近はスカパーのクラシカジャパンと妻のDVDコレクションで、かなり僕自身もバレエ三昧(でも詳しいことは何も知らない)になってきていました今日のこの頃ですが、劇場でのガラ形式はこれが初めて。こっそり楽しみにしていました。

三年に一度開催されるこのガラの面白いところは、なにはともあれ出演者が超一流なこと。みんな、いつも全幕ものでは自重しながら踊っていても、こういう機会では出番が一瞬ですから全力で踊るんですね。いやー、すごいすごい。

コンテンポラリーものは基本的にまだ理解出来ないので、ちょっと眠くなってしまったものもありますが、古典ものは知ってるのが多かったので、楽しく観ることが出来ました。以下、当日のプログラム。

第1部

  1. 序曲「戴冠式行進曲」
  2. 「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」マリアネラ・ヌニェス ティアゴ・ソアレス
  3. 「コッペリア」ヤーナ・サレンコ ズデネク・コンヴァリーナ
  4. 「アレクサンダー大王」ポリーナ・セミオノワ フリーデマン・フォーゲル
  5. 「海賊」より寝室のパ・ド・ドゥ シオマラ・レイエス ホセ・カレーニョ
  6. 「白鳥の湖」より黒鳥のパ・ド・ドゥ 上野水香 デヴィッド・マッカテリ
  7. 「パリの炎」 マリア・コチェトコワ ダニール・シムキン

第2部

  1. 「ナイト・アンド・エコー」エレーヌ・ブシェ ティアゴ・ボァディン
  2. 「スリンガーランド・パ・ド・ドゥ」アニエス・ルテステュ ジョゼ・マルティネス
  3. 「白鳥の湖」第3幕より ルシンダ・ダン レイチェル・ローリンズ ロバート・カラン
  4. 「マノン」より第1幕のパ・ド・ドゥ アリーナ・コジョカル ヨハン・コボー
  5. 「アパルトマン」よりドア・パ・ド・ドゥ シルヴィ・ギエム ニコラ・ル・リッシュ
  6. 「ベラ・フィギュラ」 オレリー・デュポン マニュエル・ルグリ

第3部

  1. 「海賊」ナターリヤ・オシポワ レオニード・サラファーノフ
  2. 「ル・パルク」ディアナ・ヴィシニョーワ ウラジーミル・マラーホフ
  3. 「ブレルとバルバラ」エリザベット・ロス ジル・ロマン
  4. 「エスメラルダ」タマラ・ロホ フェデリコ・ボネッリ
  5. 「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ マリア・アイシュヴァルト フィリップ・バランキエヴィッチ
  6. 「ドン・キホーテ」スヴェトラーナ・ザハロワ アンドレイ・ウヴァーロフ

特に良かったのは三点。まずは、以前も観たことのあった貴公子ウラジーミル・マラーホフ様とディアナ・ヴィシニョーワの「ル・パルク」。モーツァルトのピアノ協奏曲(だと思う)は僕の大好きな曲でしたが、切ないピアノの調べに乗って、美しい二人が蒼い世界の中で何とも官能的に踊る、これはもう、何とも高尚な芸術に触れることが出来た、という満足感でいっぱいでした。こんな美しい舞台みたことなかった、ですよ。

もう一つは、マリア・コチェトコワとダニール・シムキンの「パリの炎」。実は、ちょっと眠たくなっていたところだったのですが、このシムキンくんのしなやかな体つきと柔らかな技さばきっぷりに、なんとも目が覚めてしまいました。劇場全体も甘い歓声の嵐。なんだか、この人だけ動きがちがうんです。この人、たぶん他の星の人なんじゃないか、ってくらいすごい。(ちょっと調べたら彼はTwitterしてるじゃないですか。さっそく、Followしておきました。)

それから、いつもながら生のオーケストラの演奏はやっぱりいい。今回のコンテンポラリーものでは、録音してある音源を流す場面も多かったので、どうしても生演奏と音の比較をしてしまいます。管弦楽器の音が素敵で、劇場で音楽を聴く良さを改めて実感しました。

ということで、様々なダンサーや演目に触れることの出来るガラは、これまでの知ることのなかったバレエの新たな魅力を教えてくれた気がします。なによりテレビではなく生で観ることの良さも再認識しました。オペラグラスを通して観ることの出来る姿は、やはりテレビの画面で見る世界とは違います。なんていうか、自分にわかる表現で言えば、これはデジタル一眼と銀塩一眼の違いに近い。うん。デジタルは便利でいいけど、アナログには敵いません。

最近はどうしても、3.5インチのiPhoneと13インチのMacBook Airの世界に入り込んでしまっていましたが、やはり劇場の空気感はいいなぁ、と思いました。と、芸術の楽しみ方を学んだ世界バレエフェスティバルでした。

実は、この「芸術の楽しみ方」には続きがあります。次回は自宅編、お楽しみに。


Comments»

No comments yet — be the first.

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s

%d bloggers like this: