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Flags of Our Fathers 父親たちの星条旗 November 23, 2006

Posted by marr0528 in Uncategorized.
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新宿ミラノ2で観てきました、この冬関心度NO.1の映画「父親たちの星条旗(Flags of Our Fathers)」。太平洋戦争の分水嶺となった硫黄島での戦闘(硫黄島玉砕)を日米双方の視点で描くクリント・イーストウッド監督2部作の1作目。

後に非常に有名な写真となった、硫黄島で星条旗を掲げた青年たちの物語である。彼らが、硫黄島での死闘から帰還した後、たいした理由もなく偶然掲げたことになった星条旗の写真が有名になり、戦争終盤での米国の戦費(戦債)調達の道具として利用される中で、それぞれが様々な心的葛藤を抱くという内容だ。

イーストウッド監督は、この映画には様々な意図を持たせたかったのだろう。この映画は単なる戦争映画でもなければ、史実を描くだけでもなく、反戦の意図を示すだけの映画でもない。戦場の持つ悲惨さと狂気、ショービジネスとプロパガンダ、米国内での人種差別、戦場を知らない国民たちの享楽的・楽観的な感覚。大きな力に動かされて、戦争の英雄としてこれらのギャップに陥ってしまった主人公たち。

この映画を見て、私たちが気付かなければならないのは、この60年前の世界と現代にどれほどのちがいがあるか、だ。どこか違う時代の違う世界の話だと思ってはいけない。この映画は物事の本質を捉えている。国家は常に個人の側にはいないのである。

イーストウッド監督に大きな拍手を贈りたい。日本軍の視点で描かれる「硫黄島からの手紙(Letters from Iwo Jima)」が楽しみだ。

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