情報漏えいを制御してマーケティングを行うアップルのしたたかさ。 January 14, 2010
Posted by marr0528 in iphone, mac.Tags: apple, iphone, kindle, mac, marketing, steve jobs, tablet
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アップルファンの長年の夢であるタブレット端末。これまで、個人的には出ない出ないと占ってきましたが、この情報に接して、これは出るのではないか、と思うようになりました。きっかけは、1月5日にブログThe Mac Observerに投稿された記事「How Apple Does Controlled Leaks」。
これは、マイコミジャーナルが1週間遅れで「Appleはどうやってリーク情報をコントロールしているのか?」という日本語の記事にしましたので、目にした方も多いと思います。
背景からとても分かりやすく書かれていますので、詳しくはぜひ該当記事に目を通してみてください。「我々は未来のことについて一切語らない」というスタンスをアップルが堅持すればするほど、彼らは自分たちのマーケティングを優位に展開出来るというしたたかな芸当に、恐れ入ってしまいました。
これまで、一部でiSlate(i石版)と呼ばれるタブレット端末と呼ばれるものに対して、真偽はともかく、価格、大きさ、発売時期など、多くの情報が飛び交いました。もし本当に、それらの大半は意図的にアップルがそれとなく情報を流し流させたもので、アップルはそれを使って市場の動向を探っていたのだとしたら…、なんと美しいマーケティング戦略なのでしょう。僕は感動してしまいます。
そして、今回の僕の記事で重要なのはここからです。いろいろと意図的に情報漏えいしてきたアップルですが、「タブレット端末は何に使うものなのか」は大手メディアでは全く語られていないこと、これがポイントだと思います。世間を驚かせるアイデアを出してくる予感がしますね。
どんどん深く考えていくと、アップルは逆に誰でも真似出来そうな情報だけはどんどん出したのかもしれません。結果はどうでしょう。先のCESではネコも杓子もスレートPC(つまりタブレット端末)のプロトタイプを発表してきました。また、これはアップルの思惑の外だと思いますが、Amazon Kindleも全世界に大きく勢力を伸ばしています。もう、ジョブズの基調講演が予想出来ます。これらのまとめて「がらくただ」と扱き落とすのです。そして、新型iPod nano並の薄さで、美しいアルミニウムに身を包んだ10インチくらいの筐体を誇らしげに掲げるのでしょう。その子はiPhoneと同様にマルチタッチで操作でき、Macのように何でも出来る、そして携帯電話網でどこにいても通信出来る、老若男女が頭を悩まさずに使うことが出来る、真のComputer for rest of usなのだと思います。
と、「How Apple Does Controlled Leaks」の記事一つから頭の中でストーリーが展開されてしまいました。さて、実際はどうなるのか、あと2週間あまりで結果は分かるでしょう。もう、楽しみでなりません。
